おうちで遊ぼう!紫キャベツでカラフル焼きそば!自由研究にもおすすめ

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コロナウイルスの影響で「おうち時間」が増えた子ども達と、毎日何をして過ごすか…悩みますよね。緊急事態宣言も延期となり、夏休みもでかけられないし・・・。

というわけで、おうちで簡単にできる実験を紹介したいと思います。お昼ご飯も兼ねられる?紫キャベツを使った焼きそば実験のレポートです。

紫キャベツでカラフル焼きそばが作れるよ!




紫キャベツ

用意するものは紫キャベツ。サラダに入っていると、彩りもきれいな紫キャベツですが、なかなか普段、家では使わない食材です。スーパーでも取り扱っていることのが多いですが、ちょっとお値段が高めだったり、仕入れ自体が少ない印象ではあります。おつとめ品として値下げシールが貼られていたキャベツのため、あんまり色が良くないような気もしつつ・・・実験スタート!!

カラフル焼きそばの材料

材料はもちろん、焼きそば!

  • 市販の焼きそば麺(かんすい)
  • 紫キャベツ
  • レモン汁(ポッカレモンが便利)

紫キャベツを千切りにしてみます

紫キャベツ

まずは、紫キャベツを千切りにして、3等分にしました。

紫キャベツ、私はスーパーで買いましたが、ネットでも買えるようです。→

レッドキャベツ(紫キャベツ・赤キャベツ・きゃべつ) 1玉 【鹿児島・熊本・佐賀・長野・岡山産】 サラダに入れると彩よく綺麗ですね。

紫キャベツ

こんな感じ。

やきそば

そして、こちらは焼きそばです。「かんすい」を使用した中華麺を用意してください。




紫キャベツと焼きそばを一緒に炒める

紫きゃべつ

紫キャベツと焼きそばを一緒に炒めていくのですが、3等分に分けたので3パターンに分けた方法で、炒めていきたいと思います。

①紫キャベツと焼きそばを、そのまま炒めてみる

紫キャベツ実験

まずは、紫キャベツをフライパンで炒めていきます。全体に火が通ったかな?という段階で焼きそばを投入しました。焼きそばと紫キャベツをそのまま炒めているだけなのですが、炒めていくとうっすら色が変化してきました。キャベツがしんなりしてきたところで、お皿にあげます。

紫キャベツやきそば実験

こんな感じ。

うっすら緑色の麺になりました!!!

②紫キャベツを、煮出してから炒めてみる

紫きゃべつ焼きそば実験

次に、キャベツを入れたフライパンに水を足して、少しの時間煮出してみました。水が紫色になっているのがわかりますか?ぐつぐつ煮出していくと、フライパンの中がきれいな紫色でいっぱいに。

紫きゃべつ焼きそば実験

焼きそばと一緒に炒めると、さきほどよりもぐっと濃い緑色になりました!!!

ただ、大分麺がべちゃっとしてしまった・・・。

③紫キャベツを、揉み込んで色水を作ってから炒めてみる

紫キャベツ焼きそば実験

そして、最後はチャック付きの袋などに入れて少量の水と一緒に紫キャベツを揉み込んでみました。ぎゅっぎゅっと揉み込んでいくうちに、濃い紫の色水ができました。

紫キャベツ焼きそば実験

焼きそばと一緒に炒めると、きれいに色が出ました。煮出したときと同じか・・・気持ち濃いめかな??

レモン汁を加えると、さらに色が変化する実験

レモン

紫キャベツを投入して緑色に変化した焼きそばに、さらにレモン汁を加えてみました。瓶のタイプもあるよね。大きいのもあると何かと便利。

①そのまま炒めた焼きそばにレモン汁を入れると・・・

焼きそば実験

元々の緑が薄めだったので、なんだか一番最初の焼きそばに近い色合いに変化。

でも、緑からの色の変化は充分楽しめます!えー!色変わったー!っていう驚きがありますよ。

②紫キャベツを煮出してから炒めた焼きそばにレモン汁を入れると・・・

紫キャベツ焼きそば実験

おお。
紫よりのピンク色に。

③紫キャベツ色水で炒めた焼きそばにレモン汁を入れると・・・

紫きゃべつ焼きそば実験

結構、きれいなピンク色になりました!!!
おおおー!面白いー!!!

子どもの頃、理科はとっても苦手でしたが、今ならもう少し楽しめそうな気がします。娘には「なんだろう?不思議だな?」という気持ちをどんどん育くむサポートができたらいいなあ。まずは、おうちにあるものを使って、いろいろ面白いことができたらいいな!

もう少し大きくなったら、↓のような実験本とかもいいかも。

でんじろう先生のおもしろ科学実験室(1) びっくり実験 [ 米村でんじろう ]

紫キャベツの実験が面白いって思えたら、こういうキットで色水実験を極めても良さそう!!ちょっと欲しい!!

色の科学実験セット カラーブレンダー(色作り-混色実験) 色彩学 Color Lab 実験 グッズ 簡単 自由研究 小学生 中学生 科学 理科 キット おもしろ実験 工作 おもちゃ 新日本通商

実験まとめ

焼きそばとしての見た目はどうだろう…とも思いますが、外出自粛期間中の「おうち時間」を楽しむなら、こういうのもありかな?なんて思ったりしました。焼きそばの麺には「かんすい」というコシを出すために使われる食品添加物が入っています。この「かんすい」は、アルカリ性です。

そして、紫キャベツには、アントシアニンという色素が含まれています。アントシアニンは、中性だと紫色ですが、アルカリ性になると青色が強くなっていって、酸性になると赤みを増します。

レモン汁は酸性なので・・・

mocha
焼きそばの麺と混ざって、アルカリ性になったために緑色に変化し、レモン汁とあわさって酸性になったため、ピンク色になったというわけです。

実験のあとは、鶏ガラスープの素を入れて、塩コショウで味を調えたあと、別で炒めた具材と合わせて食べました。付属の焼きそばソースで味付けをしても良いかと思いますが、レモン汁をかけたあとなので・・・なんとなく塩焼きそばのが美味しいだろうな、と思ったからなのですが・・・夫からは「普通の焼きそばが食べたかった・・・」と言われました。

・・・だよね。笑

でも、面白いので機会があったら試してみてくださーい♪