こんにちは!mocha(@mocha_diary)です。
先日、横浜市磯子区にある【はまぎん こども宇宙科学館】に遊びに行ってきました。
雨の日にもおすすめの【はまぎん こども宇宙科学館】に行ってきたよ
横浜市の小学校であれば、校外学習や遠足で必ず一度は訪れたことのある場所ですよね。
実は、mochaとほぼ同じ年齢(笑)の【はまぎん こども宇宙科学館】。
25周年記念の「ニュートンのリンゴの木の植樹式典」に参加したこともあるんです。余談ですが、ディズニーランドもほぼ同級生。
幼少期から、現在に至るまで実はものすごく頻繁に訪れている場所なんですが、元々は【横浜こども科学館】と言います。元々と言っても、現在も正式名称は【横浜こども科学館】なのですが、ネーミングライツによって横浜銀行が命名権を取得したため、2008年度からは【はまぎん こども宇宙科学館】という愛称が使われているのをご存じですか?
ちなみに、ものすごく細かなことを言えば、【はまぎん】と、【こども】の間は半角スペースが空くんですよね。各媒体の広報のかたは、要注意です(笑)
今回、1歳の娘(pocoちゃん)を連れて行ったら、どんなところが楽しめたのか。
また、以前小学生の甥っ子を連れて行った時に楽しそうだった場所なども紹介しつつ、おでかけレポートをしたいと思います!
洋光台駅から徒歩3分!公共交通機関がおすすめ
JR京浜東北・根岸線の洋光台駅から徒歩3分というアクセス良好な科学館ですが、巨大な宇宙船をモチーフにした建物で、プラネタリウムのドームが目立ちます。
電車で訪れた場合、改札は1つですし、改札を出て左に進めばほぼ迷うことなく到着します。ドトールの前を通過して、信号を渡って左に進み、スーパーのオリンピックを右手に進めば到着です。館内は持ち込み可のため、ついでに、オリンピックでお昼ご飯を調達していくのも良しです。
駅前に飲食店は少ないですが、途中退館して外に食べに行くという方や、お昼を食べてから行くという方は、向かう途中にケンタッキーがあったり、駅近くに評判の良いハンバーガー屋さんや、インドカレーのお店もあるので、食べログなどでチェックしてから行くのもありかと思います。
駅前にファミレスなどはないのですが、少し足を伸ばせば(それでも5分くらい?)ビックボーイがあります。科学館の先に、セブンイレブンもあります。
駐車場もありますが、平日は団体利用の大型バスが優先ですし、休日などは割と早い段階で満車になってしまうので、バスや電車で遊びに行くことをおすすめします。
まずは入館チケットを購入する
入館チケットは、入口入ってすぐの窓口で購入します。
料金表
※【はまぎん こども宇宙科学館】パンフレットより
また、定期入館券を購入すると、かなりお得なのでおすすめですよ!ほかには、障害者手帳をお持ちのご本人と付き添いの方も減免になります。濱ともカードや、不定期で配布される割引クーポンなども場合によっては使用可能です。
そしてなにより、
毎週土曜日は、小中学生、高校生が入館料が無料になります。
高校生カップルのデートにいいのではないでしょうか。
高校時代、プラネタリウムデートとかしたかったなー!!!
相談にいってみましょう。
休館日が変更になった
常連さんや、近所の方は出かける前に、公式サイトを確認する機会が少ないかと思うのですが、実は最近休館日が変更になりました!!
休館日は、これまで第1・3月曜日、月曜日が祝日の場合は翌火曜日だったのですが、2018年度からは、毎月第1・ 3火曜日を定期休館日となりました。
月曜日に祝日が多いことや、学校行事等で振替休日となり学校が休校になる場合を考慮しての変更だということですが、出かけたらうっかり休館日だったということがないように、お気をつけください!
その他に、プラネタリウム番組の入れ替え時や、展示機器メンテナンス等の作業日と年末年始が休館となります。
2018年は、1月2日から営業していたようなので、おでかけの際は、公式サイトを確認してください。
再入館ができるようになりました
以前は、再入館が不可でしたが、現在は再入館が可能です。1階のインフォメーションで入館券を提示してください。記事が長くなってしまいそうなので、今回は展示室メインのレポートになります。プラネタリウムのレポートは、また後日にまとめようと思います。
ベビーカーの貸し出しはあるの?
ここのところ、pocoが「いやいや~」してベビーカーに乗りたがらないため、今回は持って行かなかったのですが、途中でお昼寝したり、まだ歩けない赤ちゃんを連れたママさんは、きっとベビーカーを持って行くかどうかという点を悩むと思うんです。
【はまぎん こども宇宙科学館】では・・・
- ベビーカー入場OK
- ベビーカーの貸し出しはなし
- ベビーカーは、インフォメーションに預けられる
- エレベーターは3基あるのでベビーカー移動も楽々
- 混雑時は、フロア内の移動が困難
エレベーター3基のうち、1基は大型のため、かなりの人数が乗り込めます。エレベーターで移動できるので、ベビーカーを開いたまま、あるいはお子さんを乗せたままでも、充分回れますが、混雑時の5階や3階は、特に移動スペースが狭くなるので、夏休みやゴールデンウイークなどの、いわゆる繁忙期には、館内でのベビーカー使用は、あまりおすすめできません。
お子さんが2人以上いて、付き添いの大人も数人いる場合は、上のお子さんが3階の惑星ジムで遊んでいる間に、下のお子さんをベビーカーに乗せたまま、4階のベンチに座って、3階の様子を見ているということもできますよ。
ロッカーは返却時に100円が戻ってくるタイプ
動き回るので、身軽な格好がベストですが、荷物は1階のコインロッカーが使えます。100円を入れて、取り出すときに戻ってくる仕組みです。
旅行中など、大きな荷物を持って入館する場合は、インフォメーションなどで預かってもらえると思うので、相談してみましょう。
順路に迷ったときは5階から地下2階へ
5階から地下2階までの展示室で構成されている【はまぎん こども宇宙科学館】。
各階にそれぞれのテーマが設けられています。mochaが通っていた小学生の頃から比べたら、だいぶ展示更新もありましたし、リニューアルも何度もありました。
中には「これ!懐かしい!昔からあったし!」という古き良きものも残っていますので、幼少期に訪れた方は、懐かしさを感じることができるかもしれません。
最近は、利用者層も少しずつ変わってきて、小学生メインから幼児向けのものが多くなったと思います。確かに、平日には小学生が学校で来られないし、子育て世代の遊び場としての側面もどんどん追求していってほしいなと、子どもが生まれた今では思います。
特に、小さなお子さんを連れていれば地下2階で、ゆったりのんびりというコースがおすすめです。小学生も幼児もいる。もしくは、大人のデートでやってきた(結構いるんですよね!)、どこから行っていいか迷ったときは、とりあえず5階から。
上から下に降りていくというコースがいいかな、と思います。

カラーシャドーはなくなってしまいました(涙)
写真は、以前あった、4階の「カラーシャドー」。(2017年5月撮影)
甥っ子も、楽しんでいたのですが・・・今回遊びに行ったら、リニューアルとともに、なくなってていました。4階はかなり大幅に展示物がなくなったので、残念です。
サイエンスキッズや、科学好きの大人には、きっと好きなフロアだったと思うのですが、内容は大分難しかったので、そういう点でもテコ入れが必要だったのかな。
それでは、各フロアを簡単にレポートしていきます!
5階:キャプテンシアター
宇宙の知識やテクニックを身につけることをテーマにしたフロア。「キャプテンシアター」というステージがあり、科学実験などのサイエンスショーが開催されます。
mocha的おすすめは、アフリカ・ナミビアで発見されたという世界最大級!500㎏の隕石!
なかなか、ほかでは触ることができない500㎏の隕石です。普通、ガラスケースなどに入っていて触れることが少ないと思うんですが、ここではベタベタベタベタ触りまくることができます。笑
隕石には鉄が含まれているので、汗ばんだ手で触られまくっているせいか、人がよく触る箇所はその分錆びています。笑
遊びに行った日は、日曜日ということもあり、大分混雑していました。
サイエンスショー開催の時刻でもあったので、さらに人が多く、1歳娘は完全に萎縮。
また、平日にリベンジしたいところですが、フロア全体が薄暗いため、雰囲気が苦手なお子さんもいるかと思います。
ぐずぐず言い出してしまったので早めに移動。
ちなみに小学生には楽しめる展示物がたくさんありますよ。
甥っ子は、こちらに夢中でした。

惑星レール
転がってくるボールを、狙った穴に落とすシンプルなゲームですが、それぞれの穴には惑星の名前があり、太陽系の位置関係を把握することができます。機械に沿って並ぶかたちになるので、混雑時は視線を感じまくり、妙なプレッシャーを感じることになります。笑

バーチャルゾーン画面
こちらは、「バーチャルゾーン」。
ブルーバックなので、自分の姿が画面上に表示されるのですが、青い洋服を着ていると、その部分が抜けてしまうので、「あれれ?」となってしまいます。笑
4階:宇宙研究室
物理の原理や原則を学ぶことをテーマにしています。サイクロイドの滑り台や、知恵の輪、パズルなどがあります。
以前は、電磁波で見た宇宙や、電磁波スケール、電波の変更など光や宇宙線など、なかなか難しいテーマで展開されていました。
でも、楽しく学ぶきっかけ作りの場としては、良かったと思うので、いろいろなくなってしまっていたのは寂しかったです。でも、展示更新することで、新たな集客も見込めるし、常連さんも楽しめるからいいのかな。
個人的には、昔からある「光のハープ」が一時期展示されていなかったので、2018年4月から展示再開したということで、ちょっと嬉しい。
赤外線の弦を、手で弾いて音を鳴らす「光のハープ」は、うまく手を動かせばちゃんと曲が演奏できるので、ぜひ挑戦してみてください。
ほかには、テセレーション展示エリアというのが新しく常設展示として加わりました。シンプルな形から複雑な模様を生み出すことができる平面パズルです。
勉強不足でして、“テセレーション”って聞いたことなかったのですが
特定の図形をすき間なく敷き詰めることで、タイル張り、平面充填、さらには空間充填とも言い、図形の組み合わせ次第で、延々と敷き詰めることができる。
ものだそうです。
1歳くらいだと、壁にマグネットのパズルをペタペタ貼るだけでも楽しいようで、pocoもぺりっと剥がしては、ぺったんぺったん壁にパズルを貼って楽しんでいました!

握手ミラー
ちょっと難しいかなと思った4階ですが、1歳児が一番喜んだのは「握手ミラー!!」
一生懸命、自分の手をつかもうとして、きゃっきゃっと喜んでいました!
小学生になれば、「反転して見えているのはどうして?」など、疑問に感じることも多くなり、さらに探究心が出てくるかもしれません。
展示室を出て、エレベーターの方へ進むとベンチが並んでいます。ここで、ひと休みできますよ。ベンチの周りは、ガラス張りの壁になっているので。ここから1つ下の宇宙トレーニング室を見ることができます。
3階:宇宙トレーニング室
なにはともあれ!
小学生は、このフロアが大好き!
宇宙飛行士を目指すトレーニングができる3階は、いつも混雑しています。
月の重力が体験できる「月面ジャンプ」や、宇宙での船外活動をイメージした「空間移動ユニット」などが人気です。

空間移動ユニット
混雑時は、ちょっと並びます。子ども同士でもOKですが、レバーを操作できる年齢であれば、1人で乗ったほうが楽しいはず!

月面ジャンプ
月の重力なので、6分の1の体重を体感できます。宇宙空間をふわりふわりとジャンプする体験ができるのは、とっても楽しいのですが、体重が軽いとあんまりジャンプできないんですよね。
対象は小学生からですが、低学年だとやはりそこまで高い位置にはジャンプができません。
思うようにジャンプできず、落ち込んでしまうお子さんもいるかもしれません。
そこは、保護者の方が全力で、フォローしてあげてください!
なるべく高くジャンプするには、しっかり下までちゃんとしゃがんで、おもいっきり足の力で地面を蹴るのがコツです!ふわ~っと上がっていきます!
大人が、どーん!!!とジャンプすると、周りから「おおおお!」という歓声が沸くことも。
mocha夫も一発ぶちかましてきましたよ。

はしゃぐ大人
MAXまでジャンプしてる!大人げない!!!!笑
けど、超楽しそう!!!!
写真だと伝わりにくいかもしれませんが、時計の位置で見比べてもらうと高さがわかるかもしれません。
小さな子でも、保護者がきちんとついていれば、「惑星ジム」も充分楽しむことができます。
前回連れて行った時は、入りたがりもせず完全スルーした惑星ジムに、今回はpocoも挑戦!
楽しそうに滑り台を降りていきました!!!特に、ミラーの部屋が気に入って、何度も出たり入ったり。
「惑星ジム」内の様子は、地上の(笑)モニターからも、様子を見ることができますが、大抵見つけられません。一瞬で通り過ぎます。笑
あとは、小さな子でも楽しめる「エアーパーク」もおすすめ。
だいぶ、くたびれた姿になっていましたが、pocoも楽しんでいた様子。
エアーパークの周りに、大人の人が座り込んでいることが多いので、ちょっと入りにくいなあ、と感じるのですが、仕方ないかな。みんなおつかれですよね。
大人の待機ポイントが増えるといいなと思います。
靴を脱いで入るので、どこで脱いだか忘れずに!
2階:宇宙発見室
雷の発生する様子を見ることができる「放電ショウ」や、「プラズマボール」がおすすめ展示です。雷がピカッと光る瞬間は、なかなかの迫力です。
「プラズマボール」と、「プラズマチューブ」の中には低圧の気体が入っていて、手を触れるとビリビリ・・・
片手を触れたまま、他の人に触れたり、ドアノブを触ると・・・!!
静電気がバチ!!!

プラズマチューブ
ドキドキするけど、ぜひ試してもらいたいです。笑
poco、ちゃんと左手で放電している。(木を触ってる)
小学生は、きっとナイスなリアクションをしてくれると思うし、大人は「ハンドパワー」とか「かめはめはー!!!」といって、妙に盛り上がれること間違いなしです。
1日に数回、カウンターでミニ実験も開催されています。月ごとに内容が変わりますが、身近な道具を使った理科実験なので、とっつきやすく面白いですよ!
タイミングがあえば、ぜひご参加を。
2階には図書コーナーもあり、科学館ならではの、専門的な本もたくさんあります。
夏休みの宿題など、調べ物があるときには覗いてみるといいと思います。
1階:教室/工房
かつては特別展示室として使われており、期間限定の企画展が実施されていたフロアも、パソコン教室や工作教室のできる場所に変更になりました。
いずれ、小学校にも導入されるプログラミングの授業にすんなり入れるように、プログラミングをメインにしたパソコン教室も頻繁に開催されています。
事前予約が必要ですが、開催日数も多いのでぜひ調べてみてください。
ここ何年か、かなり力を入れているようですが、小さい時から遊びながらこういったものにふれあう機会がもてるのはいいですよね。
1歳には体験できるものがなかったので、今回はスルーです。遊びに行った日は、ちょうどパソコン教室が一段落したところでした。
ちなみに1階にはミュージアムショップや、カフェもあります。
宇宙食などがお土産で買えるので、帰りに立ち寄ってみてください。鉱石とかもいろいろ売っていました。科学館オリジナルグッズのクッキーが販売されていましたが、ほかにもいろいろ出るといいなあと思っています。
ちなみに、プラネタリウムも1階になります。

宇宙劇場
B1階:休憩室
お昼の持ち込みや、ちょっとした休憩はここで。
自動販売機もここにあります。
多目的トイレ、ベビーシートがあるので、休憩ついでにおむつ替えはここで!
B2階:あそびの広場/特別展示室
1歳の娘が一番楽しめたのは、今回はここかな、と思います。
巨大なロボットの中に入れる「ロボットBe-2」は、腕の部分が滑り台になっています。
作家さんが制作した「ボールマシン」は、コロコロ転がるボールと、音を組み合わせたオブジェで、大人も子どもも無心で見てしまいます。
ピタゴラスイッチとかが好きな人は、心をわしづかみにされるはず。
「プレイハウス」は、秘密基地のような小部屋になっており、その周りは靴を脱いで遊べるスペースになっています。

プレイハウス
熱気球を下から見上げることもできるので、小さなお子さんの好奇心が刺激されることと思います。
ボーネルンドのおもちゃも置いてあったりして、幼児向けのスペースになっています。写真はpocoが生後半年くらいのときに行ったときのものです。
ハイハイのお子さんも、ここだったらのんびり遊べます。
夏休みは、お疲れのお父さんが結構な確率で居眠りをしていたりするので、「おいおい・・・」と思いながらも、家族サービスおつかれさまです・・・という労りの気持ちで見守りましょう。
トイレ&授乳室は
最後に、覚えておくとスムーズかなと思うトイレ情報&授乳室情報です。いずれも個室は少なめなので、早めに済ませておくといいと思います。
ベビーシートあり5階・地下1階
ベビーキープあり3階・1階
授乳室1階
多目的トイレ5階・1階・地下1階
まとめ
駆け足でレポートしましたが、どんなことが好きか、苦手かはそれぞれのお子さんにもよると思いますので、楽しみ方は参考程度で、お子さんの好奇心の向かう先に、どんどん行ってあげてくださいね!
基本的に、こちらの科学館は「お子さんの気づき」を大切にするスタンスなので、学芸員さんが張り付いて、展示解説をしてくれるというよりは、「面白いねー」「これ不思議だねー」「なんでだろう?」という、科学の芽を育てるアシストをしてくれる点がいいなと思っています。
もちろん、専門的なことを質問して教えてもらうのもいいと思います。
私は、科学も宇宙もちんぷんかんぷんガールだったけど、小さい頃に遊びに来たときの楽しい思い出は残っているので、やっぱり「不思議だな!」「面白いな!」と思ったのを覚えています。学校の授業で「あーなんか科学館でやったことあるなー」なんてことを思い出したこともありました。
お子さんの年齢に合わせて、楽しみ方も変わってくると思うので、その成長を楽しむのもいいですよね。
夏休みは、特に混雑しています。
館内の体感温度も上昇すると思うので、こまめに休憩を挟み、水分補給を忘れずに楽しんでくださいね!
1日めいっぱい遊んでも、まだ元気が有り余っているようなら(笑)
お隣の公園で遊んでから帰るのもいいかもしれませんよ!